岡田ジャパン・南アフリカ大会
サッカーワールドカップ・南アフリカ大会の前評判はあまり良くなかった。 主催地・南アフリカでの警備や衛生に不安があったり、会場完成の遅れがあったり、盛り上がりが欠けていた。 そして遠い。
パリへ行く飛行機の隣席は若い男性だった。コンニチハ!と明るい声で挨拶した彼は、大柄でスポーツマンタイプ風。 着席してからは、英語で原稿を書いたり、シートテレビを見たり、眠ったり。 窓側の私はワインを飲みながら、シートテレビで中国任侠映画を3本見ていた。 もうすぐパリのアナウンスの時、彼は窓を見て、<雨かな?><今週のフランスは雨模様みたいですね>と私。 彼は4日間のパリから帰国して後、アフリカへ行くと言う。
<アフリカへ旅行?><サッカーの観戦です。僕の仕事はサッカー関係です><今回のチームはどうですか?><ええ良いです!><岡田監督って暗い感じですか?><岡田監督は実物のほうがカッコ良いです。写真写りで損してます>。
日本チームの岡田監督をテレビや写真で見ると、暗く陰気のイメージを受けてしまう。 頑張る選手、一所懸命の応援団に元気をあげる感じではなく、気持が沈む感じ。 実物はカッコ良いって聞いてビックリした。