玉石混淆

 ちと間違ってたものでもう一つ。<玉石混淆(ぎょくせきこんこう)>を恥ずかしながら<玉石混合(ぎょくせきこんごう)>と覚えていた。 すぐれたものとつまらないものと混合している中では<瑠璃も玻瓈(はり)>も玉であると言う具合に。 

 中国四世紀・晋(しん)の葛洪(かっこう)の著書「抱朴子(ほうぼくし)、内編」に<真偽顛倒、玉石混淆>という言葉があり、すぐれたものとつまらないものとの区別が定かではないという。 漢字源に<淆>は(みだす、みだれる、いりまじる)とあり、<交>と同系とある。 なるほど<混合>は混じり合うこと。<混淆>は混じり乱れることであると変換しようっと!

 

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