春風は梅の花を掃う

 <東風吹かば匂い起こせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ> 菅原道真に愛された梅は、道真を追って大宰府に飛んだという<飛梅>の木があるそうです。 梅の花は散って、桜の開花が始まりました。

 <先生、この動作も難しいですね>と生徒さんに言われた動作の名前は「旋転平抹」。別名「風掃梅花」。素敵な名称ですね。早春の風が梅の花を散り掃うという意味です。 一閃の風が周囲を瞬間に吹き掃うように速い動作なら何とか動けそう。 梅の花を風が散り掃う場面を思い浮かべながらゆっくり動くと、梅の花が可哀想で動けない?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください