雷公菌と緑蘿花

 今回、北京で初めて食べた料理がもう一つある。 野菜料理で、見た目は、高菜漬けを細かく切って、卵焼きと一緒に炒めたよう。 何となく味も似てるようだけれど、さっぱりとしていて、たくさん食べられた。

 野菜の名前は<雷公菌>。 高い山の岩の上に生える野生の植物だと言う。 雷が鳴って、激しい雨が降リ終わると、岩の上に生えると言う。 普段も生えているけれど目に付かず、雨が止んだ後に、岩の上に緑色に輝いて、見つけることができるらしい。 <雷公菌> 良い名前、コケの一種かな?(「夏炉冬扇」写真を掲載)

 中国特産店へ行って見つけた薬草。<緑蘿花>(蘿とは、つるのこと)。 説明文に、心不全、高血圧、糖尿病に良いとある。 糖尿病の彼女を想いうかべる。 高血圧の理事長と一緒に、最近太極拳の指導を始めたばかり。緊張していると話していた。 二人へおみやげにしようと買い求める。 最高級品の<緑蘿花>。 

 小さな真珠を集めたような花。 青海省の高く寒いチベット高原に40日間だけ咲くという。後日、「夏炉冬扇」に写真を掲載しますね。 

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