魏徴(ぎちょう) 「述懐」

 中国の<唐詩選>の冒頭にある詩「述懐」の<季布にニ諾無く、侯えいは一言を重んず、人生意気に感ず、功名誰か復た論ぜん>という部分が好き。 前に<その日その時>で書いた<季布の一諾>や<人生意気>などの言葉はここからも引いています。 しかし気が付かなかった。作者の魏徴を。

 先日<その日その時>に書いた<貞観の治>で唐の太宗に直言をする魏徴という側近も居たと書いた。 「貞観政要」という書の太宗と魏徴の話のやりとりは面白い。この側近の魏徴と「述懐」の作者魏徴が同一人物なのだ。 ワーヤッター! 嬉しい発見!

 魏徴という人は太宗(次男)の兄(長男)の臣下だったが、太宗が兄を殺め実権を取った時、太宗は魏徴を見込んで諫官に任じた。 唐の太宗の模範政治に貢献した優れた名宰相の一人なんです。

魏徴(ぎちょう) 「述懐」” に対して1件のコメントがあります。

  1. 要是一个人,能充满信心地朝他理想的方向去做,下定决心过他所想过的生活,他就一定会得到意外的成功。

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