中国古代名剣 その6

 呉の公子光は父王の直子ですが、従兄弟の僚に王位が譲られます。光はこれを不服とし、政権奪取の機会を狙っています。 公子光には<専諸(せんしょ)>という光の為に身を捧げようと思う豪胆な剣士がいます。

 公子光に<専諸>を推薦したのは楚の人で、楚王に父と兄を殺され呉に逃亡した英傑<呉子胥(ごししょ)>です。

 楚の国に呉軍が出兵する事態が起き、大軍が出かけて行きます。みやこに王を残し兵力は少なく、光がクーデターを起こすには絶好の機会がやって来ます。 光は武装兵を潜ませ、呉王僚を光の邸に招待します。「小説十八史略」

 

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