中国で技術指導
北京での2日半はあっという間に過ぎ、朝便で帰国。 眠い眠い! 飛行機の隣は日本人男性。 離陸するまで眠る。
<失礼ですけれど、日本の方ですか?><ええ><良かった!この中国元は機内で買い物が出来るでしょうかね?><無理かもしれません><困ったな。2万円くらい残った><私が換えてあげましょうか?><それは良い、どうも有り難う!>。
<僕は74歳です。中国の東北で20年間リンゴ栽培の指導をしているんです。ボランティアですが><すばらしいですね!結果は?><おかげさまで優秀な農家が増えています>。 お話を伺うと、小さなリンゴしか収穫できなかった農家は、現在美味しくて大ぶりのリンゴを収穫できていると言う。 木の剪定や土壌改革などの結果だそう。
もっと話をお聞きしたかったけれど、飛行機は着陸。急いで教室へ向かわなければならないので、名刺交換してお別れする。 お元気でお互い頑張りましょう!と挨拶して。
もし、生まれ変わることができたら、
もっと、もっと、優しく。
もっと、もっと、人間的に。生きたい。
できないことは、解っているけれど。
リンゴの指導で人を助ける。素晴らしい。羨ましい限り。
私は、何ができる?
自問、自答。
ありがとうございます。
夢子さん?夢男さん?こんにちは!74歳のKさんに感動なさってコメント下さった、優しい方でしょう。もっともっと優しくなりたいということは、自分を見つめていらっしゃるからかな?自問自答している。いつでも忘れてはならない大事なことですね。 中国で、60歳にして59の非を知るという言葉があります。人生の行き方を考えさせられます。74歳のKさんに乾杯!