上手な歯医者さん

 どういうわけか、中国行きが決まると必ず歯が痛くなる。その度に近くの歯医者さんへ行き、治療を受ける。そして元気に中国へ行ける。 今年の夏の北京行きの前も痛くなった。歯医者さんへ行くと、<もう歯の限界、インプラントにするならお医者さんを紹介します>と言われ、紹介状を書いてくれた。でも痛くないので行かなかった。

 また痛くなったので、紹介された歯医者さんへ行く。<そうですね。歯の骨が無く限界です。インプラントにするまで半年かかります。抜歯して義歯をつくります。その後人口骨を埋め、落ち着いたらインプラントをします>。インプラントでは有名な先生らしい。覚悟を決めて契約する。抜歯日は22日と決める。

 女医さんが<どうしてこの歯だけ悪くなったのかな?他の歯の骨は全部しっかりしているし、歯もキレイ。だから十歳以上若くみえますね>。 歯がキレイだと若く見えるって知らなかった。 それよりも抜歯は怖いし、麻酔も怖い。不安でいっぱいですと告げた。

 この会話を聞いていた有名先生、<始めます!さー口を開けて!あの品物を注文して!あれは良かったから!ハイ!終わりました!>。女医さんに話しかけながら、あっという間に終わった。 麻酔注射も痛くなかった。抜歯も知らなかった。糸が垂れていたので傷口を縫っているのは分かったけど痛くなかった。 麻酔が切れた後、すごーく痛かった。

 安心できる良い歯医者さんに出会えました。抜歯した歯はキレイで、ケースに入れて返してくれました。 今日はぜんぜん痛くない。明後日の北京行きも安心! 歯は大事にね!

  

  

 

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