食事の作法

 お恥ずかしいけれど、寝っころがってコーヒーを飲み、クッキーを食べて本を読んでいた。 私のこの姿をみているのかしら? 読んでいた箇所に<食事の作法>が載っていた。

 「口は必ず味を甘しとし、精を和らげ容を端し、之を将いるに神気を以てす。百節虞歓し、咸(ことごと)く進んで気を受く。飲むには必ず小咽し、端直戻ることなし。」

 食べる時には美味しく食べ、気持を和らげ姿勢をきちんとし、ゆったりした気分で食事をとる。そうすれば身体中の節々も楽しみ喜んで、すべての養分を受け入れる。飲みものは少しずつ飲み、まっすぐに嚥(の)み下す。「呂氏春秋・町田三郎」

 寝っころがって食べるなんて、ビールを一気に飲むなんては、身体中の節々はとても喜んでくれそうにない

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