数を畢(つ)くす

 数を畢(つ)くす: 天から与えられた年数を全うして夭折(ようせつ)しない意。 寝っころがって本を読んでいた箇所に、天寿を全うするためにすべきことも書かれていた。

 数を畢(つ)くすなり。数を畢(つ)くすの努めは、害を去るにあり。何をか害を去ると謂う。 大甘、大酸、大苦、大辛、大鹹、五者形に充つれば即ち生に害あり。 大喜、大怒、大憂、大恐、大哀、五者神に接すれば即ち生に害あり。 大寒、大熱、大燥、大淫、大風、大霖、大霧、七者精を動かせば即ち生に害あり。 故に凡そ養生は、本を知るに如くは莫く、本を知らば即ち疾由りて至るなし。

 形に充つれば即ち生に害あり(肉体に充満すると生命は害される)。神に接すれば即ち生に害あり(心を打つと生命は害される)。精を動かせば即ち生に害あり(人の精気をかき乱すと生命は害される)。 養生の本質は心の安定にあることを知るのがもとである。「呂氏春秋・町田三郎」

 昨日は、新しい仲間も加わり大変嬉しく教室終了後に、寒風の中を火鍋の辛いのを食べに行き、ビールも一気に飲んじゃった! 誰です? 大丈夫!もう夭折という言葉は使うことはありませんと言う方は? 

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