ホトトギスの花
昨年の今頃、お天気の良い休日は、近所を散策して、よそのお庭で咲く花などを楽しませてもらっていた。 青い空の下で咲く小菊の花や、道端で咲くコスモスに秋を感じていたっけ。
花だけではなく、木の実にも目はとまり、青空に映えるオレンジや黄色のピラカンサスに、元気を感じていたし、つややかな紫色のムラサキシキブの実を写真に撮っていたっけ。
今年はというと、久しぶりの休日に外へ散歩に行こうという気は起きず、ただひたすら寝ることだけを考えている。 天気もパッとしないせいかな?
今日、近所の家のブロック塀の隅っこに咲いているホトトギスの花を見つけた。 忙しい日々を過しているけれど、目立たない場所に咲く花を見つける自分に、ホッとした。
「ほっと」した出来事。
ほととぎすの花とそれを発見したご自身に乾杯。
楽しい一瞬を発見した喜びは、ご自身だけのものです。
他の人は、想像するだけです。
うっかりしていると見過ごしてしまうものですから・・。
期待でなく、探すでもなく、急に現れる「ほっと」する事を見過ごさないようにしています。
発見も楽しいです。
小学校の頃、「悪がき」と先生をはじめ生徒に言われていた私。
ある時、私が皆の為に少々よい事をした。
その事を先生が皆の前で「お前もよい事をするんだな。俺の認識が間違っていた。悪かった。」
「お前の将来を考えて「ほっと」したよ」
生徒たちは、あっけにとられていた。
先生ありがとう。