トルコの救援機
トルコのガイドさんがさらに教えてくれたのは、トルコが日本へのお返しとして、行った行動でした。
イラン・イラク戦争のとき、イランにはまだ日本人が住んでいた。フセイン大統領が、48時間後にイランを攻撃すると宣言した時、世界各国は救援機を出して自国民を救出したが、日本政府は素早い決定が出ず、日本人は残された状態だった。
タイムリミットの一時間前、空港に2機のトルコ航空機が来て、日本人250名を乗せ成田に飛んだ。 日本政府は何故、トルコ航空機が助けてくれたのか知らず、その後、トルコの<エルトゥールル号>の遭難事故を知ったという。
ガイドさんは、<現在、トルコを囲む国々は緊張状態です。何か起きたら、日本の皆さん助けてください>と、話していたっけ。