合気道上級クラスは恐かった
各国からやって来た生徒さん達は、一週間ほとんど毎日稽古していた。特にコニャル範士の授業も毎日受けられるから、皆さん嬉しそうに熱心に挑む。手足にテーピングの姿が日ごとに増えてゆくんだけど。
コニャル範士の説明が済むと、すぐにグループを作り、正座して<どうぞヨロシクお願い致します!>と挨拶。交互に練習し、<ヤメ!>と声がかかると、急いで正座して<ありがとうございました!>。
合気道の技を、1教、2教、3教といって、上級クラスの技は3教のようだ。難しい! 交互に練習するから、うまくひっくり返れない私も動かねばならない。ひっくり返れないから痛いこと! 背骨から頭のてっぺんまで電撃が走って行くよう。
コニャルさんニコニコして、しょっちゅう私のそばへ来て教えてくれる。すると、全員が稽古をやめて、近づいて来て、輪になり目と耳を集中させる。 一人の生徒をモデルで使い投げ飛ばす。モデルは感激しながら、<どうもありがとうございました!>。
コニャル先生とお弟子さんたちのユーチューブ見れます。 Cognard Shihan – Aikitaijitsu & kaeshi waza.mov