世界最大地震<守るもの>
テレビ局のアナウンサーが、被災地で男の子を連れた男性に取材している。<地震の日、娘は車でこのあたりに来ていたはずで、探している。この子のお母さんです>。
アナウンサーが去ろうとしたら、女性が走ってきて、<父さん!○子を見つけた!あの車に寝ている!私の妹!>。車に向かって走る男の子と一緒に走りながら、<○○、母さんあそこで眠っている!覚悟せよ!覚悟せよ!>。 消防車が来てお母さんを車から出す。悲しみが極まる中、お姉さんは、<私は頑張らなければならない!守るものがいっぱいある!>、と泣きながらお父さんと男の子を抱きしめる。
被災地の町役場の女子職員が、住民に津波の知らせと避難の無線放送を続け、本人は津波に呑まれたという。
中国の多くの研修生を地震と津波から非難させ、本人は奥さんと娘さんを助けに戻って帰らぬ人になってしまった。