お直し
もったいない!ということかな? 最近「お直し」をする人が多くなったと聞いた。「お直し」、古くなったデザインの洋服をほどいて、新しいデザインに作り直す。あるいは、キズができたところを修正するとか。
子供の頃、ズボンのひざの部分、上着のひじの部分、くつしたの指先とかかとの部分がよくすり切れた。 立ったりしゃがんだり、子供の動きは激しい。机に座れば頬づえをつく。子供の足の成長は早く、靴がちょっときつくてもすぐに新しい靴は買ってもらえない。 この3箇所を、母がお直しをしてくれた。
7年くらい前にロンドンでウールのジャケットを買った。イギリスのジャケットって、オーソドックスだけれど、場所を選ばず着られるので好き。 このジャケットの裏地の背中の部分が擦り切れた。 脱がなければ分からないけれど、出先で<お預かりします!>なんて言われたらちと恥ずかしい。 「お直し屋さん」に持って行ったら、高い修理代を請求されたのでやめた。
昨日、電車に座った親子。可愛い女の子が、お菓子の箱から一粒取り出そうとして床に落としてしまった。<もったいない!>て叫んだ。 ますます可愛いいと思ってしまった。