リヨン・2012,頼もしいカイユエ君

 馬一楓・張潔老師のご子息、カイユエ君が初めて日本に来た時は9歳だった。まだ泣き虫っ子で、気に入らないことがあると、すぐ泣いていたっけ。 あれから10年経った。

 カイユエ君の寮へ向かう日、外は雪。カイユエ君は私や理事長を気遣いながら、案内してくれた。 寮を出て、美術館へ向かう。 バスに乗り、地下鉄に乗って案内してくれる。 美術館は休館だった。 

 <ならば、シルク刺繍の工場へ行きましょう! カイユエ君!場所をハッキリ記憶してないから、道行く人に聞いて!>。 それから、道行く人に聞くけれど、誰も知らない。 お巡りさんに聞いてもダメ。 この辺じゃなかったかな? という所のお店で聞いたら、訪ねることが出来た

 すごいなー! 一年でフランス語を話せるんだもの、羨ましい! 後日談・・シルク刺繍工場で買った<モネの睡蓮>を描いたシルクのスカーフを失くした

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