ゼミ仲間
今日、中国に居る友人からクリスマスカードが届いた。 十五年間も中国で頑張ったので、そろそろ一線を降り、これからは日本と中国を半々にして過ごしたいと書いてあった。 彼は大学卒なのに大学へ再入学し、私と同じ先生のもとで卒論指導を受けた。 ゼミには他に3人の学生がいた。この5人はいつも先生に叱られ、泣かされた。
いつも叱る先生は、命令も多かった。叱るのは愛しているから。命令も愛だからとおっしゃっていた。 真夜中の呼び出しにも応じる。学会で手伝う。酒のお供をするなどなど。 しかし5人は先生の言葉を信じていたのか、誰も先生の悪口を言わなかったし、今でも言わない。