チリ落盤事故の救出
外での練習を終えて自宅にもどる。テレビをつけると、チリで起きた落盤事故の救出がまもなく始まると、中継がされている。
地上から一人の救助隊員が地下に降り、その後に一人づつ救い出されるという。 じーっと見守っていたけれどなかなか進まない。 買い物に出かけて戻ってくると、ようやく細長い筒に入った一番目の人が元気に姿をあらわした。良かった、良かった、おめでとう!
地下700メートルから細い筒に入り、20分ほどかけて地上に出る。 想像してみるだけで恐怖感を覚える。閉所恐怖症とはいえないけれど、近いものがある私。 手足を動かせず直立姿勢で20分、不測の事態なんか起きてほしくない。
33人全員無事に救出されるのに、2日間もかかるらしい。 今、世界中が見守っている。