チリ落盤事故の救出・2

 テレビに釘付けになってしまう。閉じ込められた33人全員の救出に目が離せない。

 小さな筒のカプセルには名前がついていて、不死鳥を意味する<フェニックス>。これのスグレモノは、上下に動きやすいようにカプセルに車輪がついていることらしい。 地上に出るまで不安の鉱員には会話が出来る通信機と、酸素ボンベが携帯されているという事を聞いてホッとした。

 救出作業は時間が経過するごとに早まり、日本時間の午前中に33名全員が全員救助された。本当に良かった! 一番目の人は落ち着いていて寡黙な人、2番目は陽気で地下から金が含まれている鉱石をおみやげに持ってきた人。最後は33人のリーダー役の人。この人がいたから、全員が70日間耐えられたと言われている。 

 世界中に希望と感動を与えてくれた。地下にいる間に生まれた鉱員の赤ちゃんに、希望を意味する<エスペランサ>という名前がつけられたという。

  

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