2011・スペイン<晴れ男?晴れ女?>

  スペインに行く前、添乗員さんから電話があって、今年のヨーロッパは雨が多いらしいので、傘を持参してくださいと言われた。 今まで旅行に傘を持参したことは無かったけれど、今回は、荷物になるのはイヤだなと思いつつ持参する。

 バルセロナに着いた夜のテレビの天気予報は、スペイン中が雷雨のマーク。そして水浸しのグラナダの町がニュースで流れていた。 ところが、我々の行く先々はいつでも青空。たまに雷雲のような雲を遠くに見るだけ。 雷雨はどこ?

 クエンカのレストランに入った途端、突然の雷と大雨。レストランを出る時は晴れた。 旅の最後のリスボンで、ホテルからデパートへ、男性2名、女性4名で歩いて行く。デパートを出たら道路は水浸し。空は青空。大雨だったらしい。 良かったねと言いながら6人はホテルへ戻る。

 部屋に入った途端、何だかすごい音がする。何の音? 外を見たら、バケツをひっくり返したような大雨が降っている。 夕食時のこの6名。<我々絶対に、晴れ男!><いいえ、我々が絶対に、晴れ女!>。

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