リヨン・2012,熱気球

　昼食終了時頃、コニャルさんが現れた。　私と理事長をどうしてもご自宅へ連れて行き、泊まって欲しいとのこと。ドクタースンとは話がついていたみたい。　スーツケースは届いていない。お土産もない。　ドクタースンとイベットさんの洋服を借りて出かける。

　コニャルさん運転のトヨタの四輪駆動は、リヨンからローヌ川に沿って走る。　間もなく両側の丘がすべてブドウ畑の、サンジョセフ地区に入る。　＜コートロティ＞＜シャトーグリエ＞＜エルミタージュ＞。　ここで降りて、ワインを浴びたいー！

　ローヌ川を渡り、高度差４００㍍の山道を登って行く。下に見える景色の素晴しさ！　＜ヨウコサン、この辺はモンゴルフェィです。熱気球を発明した人の名前がつきました＞。　知らなかったー！　熱気球ってフランス人が発明してたんだ。空からこの景色を見たら最高でしょうね。

　車は右折し、更に登る。　国旗や、知らない旗のポールが建つ門をくぐり、瀟洒な建物の玄関に車をつけ、降りる。