2009年4月28日 / 最終更新日時 : 2009年4月28日 youko-hime その日その時 中国古代名剣 その11 呉王闔閭(こうりょ)に期待されている刀鍛冶干将(かんしょう)は金属が溶けず苦しみます。 莫耶<神仏の変化は、人を犠牲にしないといけないと聞いています。犠牲になる人がいないとうまくいかないのでしょうか>。干将<昔、 […]
2009年4月27日 / 最終更新日時 : 2009年4月27日 youko-hime その日その時 中国古代名剣 その10 莫耶(ばくや)の剣を題材にした物語がたくさんあるといわれています。剣の誕生や後日談などのエピソードが小説になりやすいのでしょうね。 干将(かんしょう)は剣をつくるために、五山(崋山、首山、大室、泰山、東菜)から鉄鋼を […]
2009年4月24日 / 最終更新日時 : 2009年4月24日 youko-hime その日その時 中国古代名剣 その9 越国の王冶子(おうやし)が作った名剣、湛慮(たんろ)は、楚国に渡り、魚腸(ぎょちょう)は呉国に渡りました。 魚腸(ぎょちょう)剣を暗殺に使用し、闔閭(こうりょ)は呉王になりました。 呉国にも、王冶子(おうやし)となら […]
2009年4月21日 / 最終更新日時 : 2009年4月21日 youko-hime その日その時 中国古代名剣 その8 <専諸>は、給仕として呉王の城で働きます。 <専諸>は焼魚の腹の中に、匕首をかくして王の前に出た。焼魚を謙譲するふりをして、魚の腹に手をつっこみ、匕首をつかみ出して、まっすぐ王の胸を刺した。呉王の<僚(りょう)>は即 […]
2009年4月20日 / 最終更新日時 : 2009年4月20日 youko-hime その日その時 中国古代名剣 その7 呉王もつねづね用心していた。 沿道に警備兵をならべ、光の邸に入るときも、門から建物の階段にいたるまで、身内や腹心の部下に守られた。近衛兵が長い柄の剣を持って、王の左右にひかえていたのはいうまでもない。 この時代、王の […]
2009年4月19日 / 最終更新日時 : 2009年4月19日 youko-hime その日その時 中国古代名剣 その6 呉の公子光は父王の直子ですが、従兄弟の僚に王位が譲られます。光はこれを不服とし、政権奪取の機会を狙っています。 公子光には<専諸(せんしょ)>という光の為に身を捧げようと思う豪胆な剣士がいます。 公子光に<専諸>を推 […]
2009年4月18日 / 最終更新日時 : 2009年4月18日 youko-hime その日その時 中国古代名剣 その5 越の欧治子(おうやし)が作って呉の国に渡った名剣<魚腸(ぎょちょう)>は短剣です。その後、鉄の産地の呉の国で<魚腸>はたくさん作られます。 呉王はある日、呉国を訪れた剣について見識のある魯国の大臣に<魚腸>を見せ […]
2009年4月16日 / 最終更新日時 : 2009年4月16日 youko-hime その日その時 中国古代名剣 その4 楚王昭王は、起きてみると枕元に呉王の<湛廬>の剣がありました。 理由が分からないので家臣に問いますと<今、呉王は無道にも君主を殺し、楚を伐つことを謀っております。それゆえ、この<湛廬>の剣は楚に入ったのでしょう>という […]
2009年4月15日 / 最終更新日時 : 2009年4月15日 youko-hime その日その時 中国古代名剣 その3 越王から呉王が手に入れた<湛盧>は後に楚王の元へ行きます。<湛盧>は無道の者から有道の元へ移る剣だからです。 呉王闔閭には滕玉という娘がいました。ある日、呉王は、楚を伐つことを考えながら、夫人と娘と一緒に食事をし […]
2009年4月14日 / 最終更新日時 : 2009年4月14日 youko-hime その日その時 中国古代名剣 その2 中国春秋時代の越王は宝剣を五張持っていました。 <巨蕨(きょけつ)>、<湛盧(たんろ)>、<莫耶(ばくや)>、<魚腸(ぎょちょう)>、<純鈎(じゅんこう)>という銘剣です。 後に越王は呉王との戦いに和議を申し立て、<湛 […]